NHK BSオンライン: "今から約5000年前、エジプトの砂漠地帯に忽然と現れたピラミッド。平均2.5トンの石を300万個積み上げて造られている大ピラミッド。地上60メートルの場所には、重さ60トンもの巨石も使われてる。クレーンもない時代に、この巨大ピラミッドをいったいどうやって造ったのか? 古来、様々な研究者が謎解きに挑んだが、そこ答えは出ず、古代エジプト史上、最大の謎とされてきた。ところが今回、ついにこの謎を解き明かしたという人物が現れた。フランス人建築家ジャン・ピエール・ウーダン氏である。ピラミッドの登頂調査をはじめ、ウーダン氏のピラミッド調査に同行取材、神秘に満ちた、大ピラミッド建造の謎を興味深く解き明かしていく。"こういう手があったのか! 実に驚いた。
それにしても、「ピラミッドの謎」はどうしていままで謎のままだったのか? エジプト考古学会が外国人研究者による調査を極度に制限してきたからである。今回の新学説も現地検証調査は限られた範囲でしか許されなかった模様。あいつらは極度にナショナリストで外来種排除主義者であるから。
とにかく再放送があるようだから、絶対に見るべし。おどろき桃の木山椒の木。古代エジプト人は、実に頭がいいエンジニアであったことを認識するだろう。頭が悪くてはあんな偉大な文明を作れたわけがないのである。
頭が悪い原理主義者ばっかりのニッポンじゃ、文明はなかなか生まれないな。つい悲観主義に陥る。
2 件のコメント:
見ました。おもしろかったです。
NHKは、このような番組をたまにやるので、受信料の支払い拒否ができないでおります。
面白かったですね。特に「大回廊」にちゃんと意味があったんだというのがすごい。これを発見したのが考古学者じゃなくって一建築家ということもすごい。いままでの権威主義的考古学者連中は頭をまるめるべきだな。
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